冷え性を改善したい!冷え性の原因

冷え性とは
冷え性とは、冬だけでなく1年中、季節に関係なく手足・腰・背中・肩などの特定の部位に強い冷えを感じる症状を意味する言葉です。
そんな冷え性は血行が悪くなることで起きやすくなると言われてます。
そして冷えになると不調を感じて身体にさまざまな悪影響を感じることになるので、多くの人がその症状に悩んでいることでしょう。
冷え性の原因
冷え性の原因には、さまざまなものがありますが生活環境や食生活、運動不足などにより血行が悪くなると心臓から遠い手足が冷えてしまいがちです。
そしてそれゆえに、冷えている箇所だけを温めたからといっても本当の意味での冷え性の対策にはつながらない点には注意が必要です。
そこでここからはそのさまざまな冷え性の原因を段落に分けて紹介します。
ダイエット
ダイエットも実は、冷え性の代表的な原因と言われています。
ただし、これは「食べる」という行為を制限したダイエットをしたときに特に注意が必要、という意味です。
これは、食べるということが体の中で熱を生み出す基礎となっていることに由来します。
そのため、食事はしっかりとったうえでダイエットを行うようにしましょう。
ホルモンバランス
ホルモンバランスの乱れも冷え性の原因となる点には注意が必要です。
なお、視床下部にある体温調節中枢が環境・皮膚から感じる温度を把握し人の体温を調節する命令を出しています。
その際には、暑ければ血管が拡張し発汗を指示し体温を低下させようとする一方で寒ければ血管を収縮させたり代謝を高め体温を上げようと働きかけます。
この体温調節の大部分は自律神経が担う部分が大きいので自律神経の乱れが体温調節機能の低下につながります。
そして、この体温調節の鍵を握る自律神経はホルモンの分泌に引っ張られる傾向にあるので冷え性の原因としてホルモンバランスの乱れがなりうるのです。
食事
食事も冷え性の原因となる点には注意が必要です。
逆に言うと食の乱れはあらゆる体の不調を引き起こします。そのため、食の乱れが体の不調のひとつである「冷え性」の原因となることもあるのです。
特に食べすぎ飲み過ぎは消化吸収のための血液が胃腸に集中し血行不良の原因になるので冷え性の大敵です。
新陳代謝
新陳代謝が低下している場合も冷え性の原因になることが多いと言われています。
この「新陳代謝」には古くなった細胞が新しい細胞に生まれ変わるサイクルだけでなく、体内の老廃物を廃棄する役割もあります。
そのため、新陳代謝が低下してしまっていると冷え性という症状だけでなく体内に本来であれば残す必要のない老廃物を多く取り残してしまう可能性がある点には注意が必要です。
新陳代謝を改善すると血行も改善し冷え性が改善すると同時に、少しでも体温を上げることができれば新陳代謝が活発になる、と、言えるほど両者は密接に関係しています。
どちらにしても冷えを解消して新陳代謝を良くすることができれば健康な体を手に入れることができるので、ぜひともできることから対策をしてみるのが良いでしょう。
筋力低下
筋力低下も冷え性を引き起こす原因となるので注意が必要です。
そもそも筋肉は人が活動していく上で必要な「熱」を作り出す元として重要な役割を担っています。
それゆえに筋肉量が少なければ少ないほど体全体が熱量不足になりやすく冷え性に陥りがちになるのです。
この事実は、男性に比べて圧倒的にその筋肉量が少ない女性に「冷え性」の人が多いということからも多くの方が身をもって実感しているところでしょう。
そのため、冷え性で悩んでいる方がその症状の改善が見込まれる方法として筋力をつけるというのもかなり有効です。
ぜひ運動をする習慣がない冷え性さんは運動を習慣化してみることをおすすめします。