更年期や閉経が近づくパターン:閉経後は骨粗しょう症・更年期高血圧・コレステロール値

更年期や閉経が近づくパターン 更年期や閉経が近づくパターン

閉経を迎えるときには生理周期が乱れるようになります。
これはすなわち卵巣の働きが衰えてきたことを意味します。

月経周期が乱れたり、予想外の出血があったりすると、何かの病気ではないかと不安を感じることもあろうかと思います。

今回は、閉経までの月経周期の変化はどのようなもので、どのくらいの期間で閉経が近づいてくるのかをお話したいと思います。
これから閉経を迎える方に少しでもお役に立てれば幸いです。

皆が同じパターンで閉経を迎えるわけではありませんが、一つの目安として読んでみてください。

閉経までの月経の変化

閉経を迎えるにつれ月経周期に変化が出始めます。

卵巣の機能が衰えてくるため、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンを分泌しなくなっていきます。

月経周期に変化がある

そうすると月経周期が短くなったり、間隔が空いたり、月経の量がそれまでより少なくなったり多くなったりします。

月経量の変化は卵巣の機能が衰えたため、ホルモン分泌量が不安定になり子宮内膜がうまく剥がれないので大量出血や不正出血が起こると言われています。

過長月経

過長月経と呼ばれるような出血が8日以上続くこともあります。
長い人は2週間~1ヶ月も続くケースがあるようです。

閉経までの月経の変化

心配なら医療機関に

更年期世代は年齢的に婦人病になる人も増えてきます。
出血の原因は更年期が原因ではなく、別の病気が隠れていることもあるので、心配になるようなら念のため医療機関に相談してみてください。

子宮筋腫や子宮内膜症、子宮体がん、子宮頸管ポリープなども出血がありますし、出血が続くことによる貧血も心配なので油断は禁物です。

月経周期が乱れたり、予想外の出血があったりすると、何かの病気ではないかと不安を感じることもあろうかと思います。 今回は、閉経までの月経周期の変化はどのようなもので、

月経周期パターン(例)

個人差がありますので、一つの例としてはこのようなパターンです。

  1. 正常な月経周期
  2. 閉経周期が短くなる、量が少なくなる
    無排卵出血や機能性出血になる
    (30代後半〜40代前半)
  3. 月経不順になり量も不安定になる
    月経周期が2~3か月に1度と長くなる
    (40代後半)
  4. 月経が1年以上ない=閉経
    (50歳ぐらい)

皆が皆同じパターンをたどるわけではなく、突然閉経してしまうパターンもあるようなのでいろいろです。

基礎体温は変わるの?

体温が低めの時期と、高めの時期があって、その境目が排卵期です。

更年期が近づくと低温期と高温期の区別がつきにくくなっていきます。

そして閉経後の基礎体温は高温期がなくなり低温気だけになります。

更年期の変化を知るために基礎体温を測ると、自分の身に起きている変化を知ることができます。

あるいは、まめに基礎体温まで測らなくても月経周期を手帖に書いておくと婦人科にかかったときに説明しやすいのでおすすめです。

更年期が近づくと低温期と高温期の区別がつきにくくなっていきます。

更年期や閉経はだいたいいくつくらい?

更年期は閉経を挟んだ前後5年、だいたい10年の時期と言います。

平均すると50歳過ぎに閉経する人が多いため、45~55歳の人が多いようですが、もちろん個人差がありますので、40歳代の早い時期に閉経を迎える人もいたり、50代半ば過ぎても閉経がきていない人もいますのでいろいろです。

女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が激減すると、いわゆる更年期症状が出てきて体調的にも精神的にも不調になることがあります。

更年期症状は100あるとも言われます。
そのうち、心身の症状が重く仕事や家事ができない、具合が悪くて寝込んでしまうなど、日常生活に支障をきたしている場合を「更年期障害」と言います。

女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が激減すると、いわゆる更年期症状が出てきて体調的にも精神的にも不調になることがあります。

代表的なものとしては、

    • のぼせ(ホットフラッシュ)
    • 頭痛、肩こり
    • めまい
    • 関節痛
    • 冷え
    • 不眠
    • 腰痛
  • イライラ
  • 憂うつ感
  • 集中力の低下など

更年期はいつまで?

更年期が終わったと実感するのは、すなわち「女性ホルモンの急激な低下に身体が慣れた」時期です。

人によって違いますが、50歳代の後半から60歳の前半に落ち着く人が大半です。

 

閉経後は骨粗しょう症にご用心

閉経後の女性に多い骨粗しょう症は、骨の内部でじわじわと進行し、自覚できないので見落としがちな病気です。

知らないうちに進行して骨密度が低下しすぎると骨が脆くなってしまい、骨格に加わる外力に耐えきれずに、軽い衝撃で背中や腰の骨、大腿骨、肩、手首、肋骨、骨盤、すねなどを骨折するようになります。

進行すると痛みや骨折が寝たきりを誘発し、生活の質を低下させ健康寿命を損なう原因になり得るので注意が必要です。

骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、老化やカルシウム不足、運動不足、喫煙や飲酒、閉経(女性ホルモンの減少)などが原因となって骨量(カルシウムやコラーゲンなど)が減少し、鬆(す)が入ったように骨がスカスカになり、脆くなる疾患です。

骨粗しょう症になると、わずかな衝撃でも骨折を来たしやすくなります。

骨粗しょう症とは

骨密度のピーク

骨密度は女性の場合、18歳くらいでピークに達します。そののち40歳代半ばまでは、ほぼ一定を維持しますが、 50歳前後から低下していきます。

加齢によって骨密度が低下するのは、女性ホルモンの分泌量減少に加えて腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなどの理由があります。また、若い頃よりも食事量や運動量が減るといった生活習慣の変化も関係します。

加齢とともに生じる生理的な変化は、ある程度やむ得ないことかもしれませんが、できるだけ若い頃から、食事や運動に気を配ることで骨密度の減少を抑えることはできます。

閉経後の女性ホルモン低下

骨粗しょう症は特に女性に多い病気で、患者さんの80%以上が女性といわれています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。

そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

女性ホルモンの減少と骨粗しょう症

女性ホルモンの減少と骨粗しょう症

骨粗しょう症は特に女性に多い病気で、患者さんの80%以上が女性といわれています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。

そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

更年期を境に、骨粗しょう症の女性が増えていきます。
女性ホルモンであるエストロゲンが骨代謝に大きな役割を担っているからです。

エストロゲンには骨形成を進め、また骨吸収(骨破壊)を抑制する作用があります。女性の卵巣機能は更年期を境に急激に低下し、エストロゲンが欠乏状態となり閉経を迎え、その結果として骨粗しょう症が進行します。

更年期前から検査を

更年期前から検査を

骨粗しょう症は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下する更年期以降に特に多く認められます。
エストロゲンには、骨の新陳代謝に際して骨吸収を緩やかにし、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きがあります。
閉経して、このエストロゲンの分泌量が減ってきますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつかず、骨が脆くなってしまうのです。

閉経して、このエストロゲンの分泌量が減ってきますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつかず、骨が脆くなってしまいます。
そして、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始めます。そのため50歳になる前に一度は、骨粗しょう症の検査を受けるよう、お勧めいたします。

骨粗しょう症の診断にあたっては、骨密度検査、骨代謝マーカーの検査、X線検査、身長測定などが行われます。

骨の健康維持

骨の健康維持

骨粗しょう症は自覚しにくい病気のひとつです。外から骨の健康度を目で確認することは難しいため、40代を過ぎ女性ホルモンが減少し始める時期に入ったら、骨密度など骨の状態に気を配りたいところです。

食事面では、栄養バランスのとれた食事を基本に、小魚や乳製品、海藻類などカルシウムが豊富な食材を意識して摂取することが大切。

そして、適度な運動を取り入れて丈夫な骨を保ち、骨粗しょう症に備えましょう。

そのうえで考えたいのが、大豆由来成分エクオールの活用です。大豆や大豆食品に含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできるエクオールは、エストロゲンとよく似た働きをするため、エストロゲンが減少する時期の健康を支える働きが期待されています。

エクオールの摂取と骨密度の変化についての研究では、エクオールを産生しない45~60歳の閉経後女性93人を対象に、エクオール1日10mg摂取群とプラセボ(対照偽成分)摂取群の1年後の骨密度の変化を計測しました。

その結果、エクオールを10mg摂取したグループの骨密度の低下が有意に少ないことが証明されました。

ただし、エクオールを体内で産生できるのは日本人の約2人に1人といわれています。産生できない場合は、サプリメントでエクオールを直接摂取することも可能です。

骨の健康を維持することで、姿勢が保たれ若々しく見えるだけでなく、将来寝たきりになるリスクも低減されると考えられます。40代になったら、骨粗しょう症を予防する生活習慣とともに、定期的に骨密度を測定するなどし、いつまでも元気に歩ける体を保ちたいですね。

骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症の発症には、老化や閉経以外にも食事・運動などの生活習慣が大きく関与しています。
骨粗しょう症は「骨の生活習慣病」とも言えます。
そのため食事・運動療法もこの病気の予防と改善には不可欠です。

ただし、注意したいのは骨粗しょう症との診断を受けたとき。
そうなると医療機関の指導のもと治療を行います。
治療の中心は薬物療法となります。

食事

骨粗しょう症の心配があるのならアルコールやカフェイン、リン(スナック菓子やインスタント食品)などの摂り過ぎには注意です。

大量のアルコールを摂取すると、カルシウムの吸収を妨げたり、尿からのカルシウムの排泄量を増やしたりします。

カフェインもまた、カルシウムの排泄を促しますので注意が必要です。
リンを摂り過ぎると、血液中のカルシウムとリンのバランスを保とうとして骨の中のカルシウムが血液中に放出されてしまい、骨密度の減少を招きます。

バランスの良い食事を心がけて置けば良いのですが、積極的に摂りたい栄養素としては、カルシウム・たんぱく質・ビタミンD・ビタミンKが挙げられます。

運動

また骨にとって運動は重要です。
骨は運動をして体重負荷を掛けることによって増加し、丈夫になります。

さらに筋肉を鍛えることで体をしっかりと支えられるようになり、バランス感覚も向上して転倒防止にもつながります。

骨量を増やすには、強度の高い運動をする必要は無く、ウォーキングのような軽度の運動でも十分に効果がありますから、とにかく長く続けてください。

治療

骨粗しょう症の症状が進むと薬物療法が必要になります。
医療機関の指示通り、食事療法や運動療法に併せて薬物療法を開始します。

骨粗しょう症 まとめ

女性に多い骨粗しょう症は女性ホルモンの現象と関わりあるというお話をしました。
骨量は、20~30歳頃の若い時期をピークに、加齢と共に減少していきます。
そして、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始めます。そのため50歳になる前に一度は、骨粗しょう症の検査を受けるよう、お勧めいたします。

閉経後は「更年期高血圧(閉経期高血圧)」に注意

先日、健康診断で血圧を測ってもらったことがありました。

上が164 下が110
正直、ちょっとギクッとしました。

正常の数値は上140・下90未満ですので、これは高い数値です。
家にあった血圧計を引っ張り出して、もう一度測ってみてもっぱり正常値越えの上157下102でした。

私は若いころから正常の範囲でいましたので、ショックでした。
調べてみたら、更年期過ぎて血圧が上がる「更年期高血圧(閉経期高血圧)」というものがあるらしく、どうも私はこれらしいのです。

今回は更年期を過ぎると血圧が上昇傾向になるということで、この「更年期高血圧」にスポットを当てたいと思います。

更年期に高血圧が増える理由

更年期高血圧(閉経期高血圧)

なぜ、更年期に血圧が上がるのかと言うと「加齢」により血管が老化するためというのが一つの理由として考えられています。
なんでも長年使えば老化するものですよね。それは血管も同じ、やっぱり老化します。血管の老化は「血管が硬くなる」ということです。

もうひとつの理由はエストロゲンの減少です。
またそれか!という気がしますが、更年期に起こる女性ホルモンのひとつエストロゲンの減少、それが血管の柔軟性に影響を及ぼします。
そもそもエストロゲンは瑞々しい美肌を作るのに役立ちますが、血管もしかりです。

エストロゲンは血管の柔らかさを維持することや柔軟に拡張することに関わっています。ところが更年期以降のエストロゲンの減少により、血管のしなやかさが失われます。このことにより血圧が上がることに繋がるのです。

また、エストロゲンの減少にともない、血圧をコントロールしている自律神経の働きが乱れることも影響を与えていると考えられています

更年期高血圧になりやすいタイプ

更年期高血圧になりやすいタイプ

更年期症状の一つにホットフラッシュ(ほてり)があります。
ホットフラッシュというのは、気温が高くないのにも関わらず、突然、上半身がカッと暑くなり汗が止まらなくなったりします。

ホルモンバランスが乱れると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
体温調整がうまくいかず暑くなります。

ホットフラッシュは代表的な更年期症状ですが、この症状が表れる人に更年期高血圧が出やすい傾向があるというのです。

ホットフラッシュにやりやすい人で喫煙をしている場合は、その傾向が強くなるそうです。喫煙はどんな場合でも良くはないですけどね。

あと、高血圧って遺伝も関係するので、親が血圧が高いと子供も高い傾向がありますね。私は母が高かったから遺伝したんでしょうか。

更年期は血圧が変動しやすい

更年期は血圧が変動しやすい

更年期高血圧の特徴として挙げられることに「血圧の変動」があります。
一日で血圧を計測すると、不安定で変動しやすいのが特徴です。

血圧は朝起きてから徐々に上昇し始め、活動する日中に高くなります。そして、夜になるにつれて下降していき、睡眠中はMoreover 更に 下降します。このような一日の変動パターンを日内変動といいます。

更年期はイライラしたり、めまいや動機、頭痛、心の不安定な時期とも重なります。食事や運動、ストレス、気温の変化など様々な要因で変動します。

血管が硬くなってる場合や、自律神経のバランスが崩れている場合は、早朝に血圧が上昇する傾向(モーニングサージ型)があります。

家庭用血圧計を買うべき?

家庭用血圧計を買うべき?

自宅に血圧計がない場合は、病院や、最近だとスーパーマーケットに血圧計が置いてあったりしますので、そういうのを見つけて利用するのも手です。

また、病院で血圧を測ると高めに出ることが多く、家庭用は低めである場合が多いです。これは「白衣性高血圧症」と呼ばれる現象、病院の雰囲気に緊張して血圧が上がってしまうために起こります。

血圧というのは一日中変動をするものなので、更年期を過ぎたら家庭用の血圧計を買って家で測って、できれば記録をする方が良いのは確かです。

更年期高血圧の対処法

更年期高血圧の対処法

更年期をすぎると正常血圧に戻る方もいますが、むしろ更年期を境に高血圧症になりやすいと考えておくほうがいいでしょう。
家庭での血圧も高めで、病院に来るとさらに高くなってしまうというタイプの人は、医師の指示に従って治療を進めてください。

そのうえで、自分でできる対策としては次のようなことが考えられます。

減塩のための10つのルール

高血圧予防のために推奨されている女性の塩分摂取量は1日に6g未満。塩だと小さじ1杯で5〜7g。 

和食は健康に良いとされていますが、欠点なのが塩分の高さがあります。
塩分を控えるためには、いくつかのルールを守ることをおすすめします。実際、私は「減塩のための10つのルール」であっというまに正常値まで下がりました(やった~)。

  1. 味噌汁やスープはなるべく飲まないか、半量にする
  2. 麺類はなるべく食べない、食べても汁は飲まない
  3. 刺身は酢で食べる
  4. ちくわ、かまぼこ、ハム、ソーセージなどの加工品はちょっぴり
  5. 魚の干物、たらこ、漬物、佃煮など塩辛いものは諦める
  6. 調味料はかけないで小皿にとり付けて食べる
  7. レモン、ハーブ、スパイス、カレーなどの香りものを活用
  8. せんべい、スナック菓子などの菓子はこの世に存在しないと思いこむ
  9. 腹八分目
  10. 塩分を排出するバナナなどカリウムを含む食品を食べる

有酸素運動

血管をしなやかにするために有酸素運動は有効です。運動をすると血液が流れが激しくなるので血管の細胞が刺激されます。そのことにより血管が柔らかくなり動脈硬化を防ぐことに繋がります。

ウォーキングやジョギングなどは効果が期待できますが、早歩きや、駅の階段を使うなど、ちょっとしたことでも身体を動かす努力をしたいものですね。

良い睡眠

良い睡眠とは何か。それは脳も身体も休息できる睡眠のことです。
理想的なのは夜10時~深夜2時の「眠りのゴールデンタイム」を睡眠にあてているというとこらしいですヨ。

眠くなってから布団に入ってすぐ眠り、夜中に一度も起きず、朝は自然にすっきり目が覚める。これが理想です。睡眠時間は健康や長寿に関係する最適な睡眠時間は7時間と言われています。

家庭血圧を測る

家庭血圧は、最大血圧が135/85mmHg以内が正常値というのを目安にして、決まった時間で、できれば朝晩1回ずつ計測し記録をとりましょう。

<まとめ>

女性の高血圧は更年期から始まることが多いので、更年期を過ぎたら血圧を気にした方が良いということでした。
正常値以上であれば放置せずに一度医療機関に相談してみましょう。

閉経後に増えてしまったコレステロール値について

私は53歳、閉経してから4年が経ちます。
定期健診の結果、総コレステロールが昨年まではなんとか平均値の252mg/dl以内だったのですが、今年は263mg/dlと高くなってしまいました。

どうも更年期の女性では、ホルモンバランスの変化からLDLコレステロールなどが増えることがあるというのです。

今回は「閉経後に気を付けなければいけないコレステロール」についてのお話です。

コレステロールはなぜ閉経後に増えるのか

女性ホルモンのエストロゲンは、女性の身体を健やかに保つのに役立っています。

女性ホルモンの基礎知識
私たち女性の心と身体に大きく影響している女性ホルモンは、月経、妊娠、出産、閉経後にいたるまで女性の身体に大きくかかわっています。その量は一生でわずかティースプーン1杯しか分泌されないといいます。そのわずかな量の女性ホルモンに精神的にも肉体的

いろいろなことに関係しているエストロゲンですが、エストロゲンの分泌が低下するに伴い、LDLコレステロールや中性脂肪の代謝に変化が起こります。

閉経後にエストロゲンが減少すると血中のLDLコレステロールが増加してしまいます。
それはLDLコレステロールの排泄を促すことに関係しています。

そのため、閉経前と比べて、閉経後にLDLコレステロールが上昇し、高脂血症の治療が必要になる人が、全体の約30~40%にも上るといわれています。

ちょっとすごい数字で、私もビックリしてるのですが、そんなに増えるとは怖いです。

閉経後女性のコレステロール増加は、動脈硬化を悪化させ、冠動脈疾患が増加する原因にもなります。

サイレントキラーなんて言葉も聞きますので、コレステロールは気を使わないと怖い目に遭います。

サイレントキラー

卵は一日一個?コレステロールの目標量

「卵はコレステロールが高いから食べ過ぎは良くない」、一方「卵は血液中のコレステロール値に影響しない」という意見もあります。

いったいどちらを信じて良いのでしょう?
うちの主人は私が目玉焼きを1個にしているのに不満らしく「卵1日1個は嘘なんだって!」と、しきりに訴えます。

摂取基準(目標量)がなくなる

主人が引っ張り出してきたのがコレステロールの摂取基準(目標量)。

厚生労働省により5年ごとに発表される「食事摂取基準」に2015年版からはコレステロールの摂取基準(目標量)がなくなりました。

どうしてなくなったのでしょうか。
その理由とは・・・?

摂取基準(目標量)がなくなる

食事からより体内で合成されている方が多い

コレステロールは肝臓で作られる脂質です。
誤解されがちなのですが、体内で合成されているコレステロールの方が、食事で摂るコレステロールよりはるかに多いのです。

それに食事で摂ったコレステロールは全て吸収されるというわけではなく、体内で合成されているコレステロールの1/3~1/7程度に過ぎません。

更年期に差が出る「エクオール」について
大豆イソフラボンといえば女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きがあるということで有名ですよね。ところが、大豆イソフラボンで調べているうちに、女性にとってお助け食材とも言える大豆の恩恵を受けられる人と、受けられる人がいるらしいことがわかりま

一定量が保たれるよう調整されている

コレステロールは悪者にされがちですが、私たちの身体に必要な成分なので、毎日新たに一定量になるように調整されています。

コレステロールの多い食事をすると体内で作られるコレステロールの量は少なくなり、コレステロールの少ない食事をすると体内で作られるコレステロールの量は多くなります。

というわけで、常に一定量が保たれるようになっているため、食事から得るコレステロールの影響が少ないということがわかってきたのです。
このため食事摂取基準のコレステロール量の目標がなくなったのです。

コレステロールの多い食事をすると体内で作られるコレステロールの量は少なくなり、コレステロールの少ない食事をすると体内で作られるコレステロールの量は多くなります。

健康な人とリスクがある人で違う

「じゃあ、やっぱり卵はたくさん食べても良いんだ~」

いえいえ、やっぱりそれは健康な人の場合であって、リスクがある人は違うようです。

高コレステロール血症の人や、親が高コレステロール血症の人はやっぱり高コレステロール食品のとり過ぎには注意したほうがいいとのことです。

私は主治医にコレステロールのことは注意を受けたばかりなので、やっぱり用心して卵は1つまでにとどめておこうと思っています。

高コレステロール血症の人や、親が高コレステロール血症の人はやっぱり高コレステロール食品のとり過ぎには注意したほうがいいとのことです。

魚の卵は注意

あと注意しなくてはいけないのは魚の卵。

閉経後は骨粗しょう症のリスクが増えるため、今からカルシウムを補おうと煮干しやシシャモなどの小魚を食べるようにしていたのですが、実はこれ良くなかったみたいです。

ほら、シシャモなど小さい魚って卵ごと食べてしまうでしょ。
卵といえばコレステロールです。鶏の卵を朝に目玉焼きで食べて、おやつに小魚を食べて、昼に明太子パスタ、夜はビおつまみにシシャモなんて・・・何も考えずにそんな生活をしていたらコレステロールダダ上がり。

とにかく卵のコレステロール、魚の卵はとくに気にした方が良いみたいですよ。

魚の卵は注意

あんまり数値が高ければ薬に頼るしかないですが、自分でできる努力はというと、規則正しい生活をして、食事はバランスよく腹八分目、適度な運動。

こういう当たり前のことをしておけば、コレステロールがどうなろうと悔いはないでしょう。がんばろうっと。

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