肩こり・首こり・肩甲骨のこり「揉み返し」の対処法の誤解

肩こり・首こり・肩甲骨のこり「揉み返し」の対処法の誤解 揉み返し

若いころは肩こりなどしなかった人BUT でも 更年期になると肩こりや首こり、肩甲骨のこりなどに悩まされる方も多いかと思います。

私もその中の一人で、日ごろデスクワークが多いのでどうしても姿勢が悪く、肩甲骨のこりを繰り返しています。

そんなときに誘惑に負けてついつい使ってしまう危険なものがあります。

肩甲骨 マッサージ棒

これ、正式名称はよくわかってませんが、個人的に「クイクイ棒」と呼んでいるマッサージグッズ。
絶対に揉み返す諸刃の剣ながわかっていてもコリに負けて使ってしまうんです。

次に危険なものはこれ、

マッサージボール

いわゆるマッサージボール
私が使ってるのはただの100均のゴムボールですが同じこと、もう、本当に気持ちよくて、天にも昇る気分です。

ただし、これらのグッズは天国を味わった見返りとして、そのあと地獄の日々が待ってます・・・・・

そう、いわゆる「揉み返し」です。
今回はこの揉み返しについて私がしてしまった「間違った改善方法」についてお話したいと思います。

揉み返しとは何か

揉み返しとは、皮膚と筋膜がずれてしまい傷がついてしまい起こります。

よく肩こりなどで「板のようにパンパンになっている」という表現をすることがありますが、これは筋肉の柔軟性を失っている状態のことを指します。

健康的な筋肉と違って、硬くなっている筋肉は柔軟性がなくなっています。
硬くなっている筋肉は、少しの刺激でも損傷してしまいます。

「揉み返し」とは、マッサージなどで傷ついた筋肉の修復過程で生じる炎症反応です。

この揉み返しは、マッサージの力が強すぎたり、長時間行ったりした場合に、数時間~2日後程度で発症します。

揉み返しとは何か

好転反応との違い

揉み返しを好転反応と勘違いする人がいますが、これは違うものです。

もみ返しとは、前述のとおり筋肉の炎症です。
筋繊維が傷つき腫れたり、熱を持ったりします。

一方、好転反応は体に溜まっていた、毒素や老廃物を排泄する過程で起こるもの。改善するために起こる反応です。

急激に血流が良くなったために、だるさや倦怠感、起こる頭痛などの症状が出ることがあります。
血行が良くなり老廃物を排出しようとするために起こります。

倦怠感とか眠気、頭痛、下痢など全身に影響が出たりすることが多いようです。
コリのあった部分が痛むときは重い感じ、またはだるい感じです。

こんなときは、身体の老廃物を出すためにも、お水はたくさん摂って早く体外に出すようにしましょう。

揉み返しとは何か

更年期障害による肩こり

更年期障害による肩こりや腰痛は、女性ホルモンであるエストロゲンの量が少なくなることによる自律神経の乱れが原因と考えられます。

そのせいで血液循環がうまくいかなくなり、老廃物や疲労物質などもたまり、肩こり腰痛の悪化の原因になりやすくなります。

詳しくは以下のページで説明しておりますので、よかったらご覧ください。

更年期に現れる「肩こり・腰痛」の原因と改善法
更年期になると様々な身体の不調が表れてきまます。代表的な更年期障害の症状として、ほてり(ホットフラシュ)、頭痛、めまい、精神的な不安定など、様々な悩みがおとずれます。その中に「肩こり」や「腰痛」があります。今回は更年期になると増える肩こり・

揉み返してしまった時の対処法の誤解

実は揉み返しについて、誤解していることが多いのでご紹介いたします。

なんとかしたいあまりにあれこれ試みて、なんとそれが悪化の原因になっていることがあまりにも多いのです。

私の肩甲骨のコリがまさにそれで、それこそ何度も間違いを繰り返しては悪化させていました。

揉み返してしまった時の対処法の誤解

1.揉むのを繰り返す

揉んだりマッサージすると取り合えずは気持ちが良いので揉んで、やっぱりというかもちろんさらに凝ってしまい、揉むのをやめられなくなり悪循環にはまります。
しまいには、夜も眠れないほどにパンパンにさせてしまい後悔します。

2.お風呂で温める

筋肉が固くなってこるのだから、体の芯を温めれば良いだろうと、お風呂でゆったりと温めていました。

でもこれ、
実はだめだったんです~~~~知らなかった~~~!

コリは確かに筋肉が固くなることですが、揉み返しは筋肉に炎症を起こさせてしまっているので「冷やさなければならない」んだったのです!

なので揉み返し現象が起こっていたら、例湿布で冷やす方が良いのです。

どうもまったく効かないと思っていたら、逆効果のことをしていました。

3.運動する

「このコリをなんとかした!」その一心で、腕をぶんぶん動かしたり、ウォーキングしてみたり、ひねり運動をしてみたりしていました。

BUT でも 運動はこるまえにすべきことで、揉み返しの減少が起きているときは逆効果だったのです!

炎症を起こした筋肉を回復させるためには、運動は禁物だったのです。

4.ストレッチ

私は特に、自分で開発したストレッチという自己流のストレッチもしていて、筋肉の損傷を悪化させていました。

気持ち良いことは良いのだというバカな持論で、自己流のヨガのポーズをしたりして・・・

ストレッチは気持ち良いのですが、行き過ぎは逆効果です。

揉み返さないマッサージ

もちろん、腕のよいプロのマッサージや整体に行けば良いのですが、自分でマッサージするときにはこれらのことを気を付けましょう。

揉み返さないマッサージ

圧は弱くても強くてもだめ

まず、マッサージする圧力はどのくらいかがとても大切で、素人にはわからないところです。

力を入れて、親の仇のようにマッサージするのはもってのほかです。
あたりまえですが筋肉を損傷するために揉み返の原因になるだけです。

ですが、優しくマッサージすれば良いかといえば、それだけではないのです。

表面の皮膚と筋膜がずれてしまい傷がついてしまった状態になり、これまた揉み返しとなってしまいます。

垂直に揉む

ならばどうするかというと「ちょうど良い加減で、垂直に圧をかける」のがコツなんだとか。

ちょっと難しい気がするので、やっぱり腕の良いマッサージのプロにお願いした方が無難ですね。

いっそマッサージしない

なので、私はこのごろは下手に手を出すとひどい目に合うのがわかってきましたので、肩こりや肩甲骨がこってきたときは、なにもしないで飲み薬を飲むようにしています。

その飲み薬とはなんと「葛根湯」です。
風邪のひき始めに飲むことが多いですが、これが身体のコリにも効くのでおすすめです。

末梢神経の傷を修復して肩こりや腰痛を緩和する飲み薬もありますので、そういうのも良いかと。

あとは地味に湿布です。

湿布は急に症状が現れた時には冷湿布慢性的な痛みには温湿布が基本ですのでご注意ください。

急に症状が現れた時には冷湿布、慢性的な痛みには音湿布

揉み返し まとめ

知らず知らず悪化させていた揉み返しについて、私の実体験を交えてお話しました。

大切なのは「コリを生じさせないこと」これがなによりです

コリの予防は、小まめに身体を動かしたり、筋肉を伸ばしたり、日ごろのちょっとした心がけで違いが出ますので、気を付けるようにしたいものです。

コリについては悩まれている方も多いと思いますので、以上の話が参考になれば幸いです。

 

肩コリ・首コリ・頭痛の解消に「鎖骨ほぐし」

ちょっと前に肩甲骨ほぐしが流行ったことがあります。
最近では「鎖骨ほぐし」が注目を集めているのをご存じでしょうか?

鎖骨は筋肉がたくさんくっついている部位なので、鎖骨をほぐすことで肩コリや首コリの解消につながるというのが「鎖骨ほぐし」です。

なぜ「鎖骨ほぐし」が肩コリや首コリに関係しているのか

なんで鎖骨?と思うかもしれませんが、鎖骨は胸骨や肩甲骨と繋がっている大切な骨で、ここに支障があると肩を動かしにくくなります。

護身術で「敵の鎖骨を狙うことで動きを封じることができる」と聞いたことがあります。

鎖骨は他の骨よりもろくて華奢なのに、いろんな骨や筋肉と繋がっており、日ごろ負担をかけている部位。
鎖骨まわりをほぐしてリラックスさせることが肩コリ・首コリ改善に役立つということです。

また、肩コリ・首コリがもとで頭痛に悩まされている人は案外多いものです。
そんな頭痛持ちさんにも鎖骨ほぐしは有効なことでしょう。

鎖骨に繋がっている骨

鎖骨は胸骨・肩甲骨と繋がっており、鎖骨が圧迫されると肩の関節が動きにくくなります。
なので鎖骨まわりの皮膚を柔らかくすることが大切になります。

鎖骨に繋がっている筋肉

鎖骨や繋がっている筋肉は5つ

鎖骨に繋がっている筋肉

    1. 胸鎖乳突筋
    2. 僧帽筋上部線維
    3. 大胸筋鎖骨部
    4. 三角筋前部線維
    5. 鎖骨下筋

この中の鎖骨下筋は深いところにあるためほぐしにくいため、自分で行う「鎖骨ほぐし」は他の4つ、すなわち「胸鎖乳突筋」「僧帽筋上部線維」「大胸筋鎖骨部」「三角筋前部線維」をほぐします。

鎖骨まわりのいろいろ

鎖骨の周りにはたくさんの神経や血管、そしてリンパが集中しているために、鎖骨の血流が悪くなると老廃物が溜まりやすくなります。
なので鎖骨をほぐすことによって、それらの流れをスムーズにさせることがコリの改善に大切なのです。

鎖骨ほぐしで「ほぐすもの」は・・・

さてそんな鎖骨ほぐしですが、私が面白いなと思ったのが「ほぐすもの」です。

普通、コリがあれば筋肉をほぐすと思いますよね。
けれども「鎖骨ほぐし」でほぐすのは、なんと「皮膚」です。

まずイメージするものはパツンパツンのジーンズです。
パツパツのジーンズを履いて膝を曲げることをイメージしてみてください。

ジーンズが張り付いて曲げにくいですよね。
そんなときは膝に張り付いている生地を手で「つまんで」、張り付きをなくしてから曲げますね。

これが「鎖骨ほぐし」の考え方です。

筋肉が柔らかくても、関節が柔らかくても、それらを包んでいる皮膚がパツンパツンだと、動きが制限されてしまうので、包んでいる皮膚を柔らかくしましょうということです。

「鎖骨ほぐし」でほぐすのは、なんと「皮膚」

鎖骨ほぐしの方法

さあ、では「鎖骨ほぐし」の具体的な方法について見ていきましょう。

準備編

まず始めに肩を回します。このとき肩に手を当てるとより効果的です。
後ろに5回ゆっくり回します。

皮膚をつまむ

そしていよいよ先ほど挙げた鎖骨周りの筋肉周りの皮膚を指先でつまみます。

胸鎖乳突筋
僧帽筋上部線維
大胸筋鎖骨部
三角筋前部線維

初級

が! コリが強い人や初めて行う人はなかなかつまめないかもしれません。
私はまったくつまむことができませんでした。

そんな初心者さんは鎖骨まわりの皮膚をさすってマッサージするだけでも効果があります。

毎日続けているとだんだん柔らかくなって、ちょっとずつ皮膚がつまめるようになります。

中級

皮膚をつまんで上下左右に引っ張っていきましょう。
硬いところがあればその箇所を入念につまむと良いですが、あまりつまみすぎると皮膚が赤くなるので、軽くで良いので1か所5秒程度でOK。

入浴時や、トイレのついでや、休憩時など、ちょっとした隙間時間にちょこちょこ行うのが良いみたいです。

上級

で、かなりつまめるようになった上級者は、皮膚をつまみながら首をまげて抵抗を作ります。
これはかなり痛気持ち良いので、ぜひここまでできるようになって気持ちよさを実感していただきたいです。

強さ痛キモチ良いぐらいの強さ
しっかりつまんで、引き剥がすイメージ
時間同じ場所をつまみすぎると皮膚が赤くなるので、1カ所5秒程度、全体で3~5分程度OK
頻度朝昼晩の3回が目安ですが
テレビを見ながら 入浴中、ストレッチ前、マッサージを受ける前 など、気が付いた時でOK

鎖骨ほぐし まとめ

以上、鎖骨ほぐしの説明と方法を書きました。
ちょっと猫背にした方がつまみやすいかもしれません。
始めはうまくいかないかもしれませんが、徐々につまめるようになりますので、肩こりや首コリにお悩みの方はぜひお試しを。

試しにうちの猫の皮膚をつまんでみたら伸びる伸びる。
猫は皮膚がだぶだぶなのであんなに身体が柔らかいのです。
猫は足を枕にして眠れるほどで、身体の柔らかさは尋常じゃないですから。

私も猫の皮膚を目指して(?)さらに頑張っていきたいと思います。

出典:
鎖骨の基礎知識
猫の首根っこをつかむ
 

タイトルとURLをコピーしました