出産したらすぐ生命保険を見直しする必要がある理由とは!?

子供が生まれました!妊婦の方は本当にお疲れ様でした。でもこれで終わりではありません。出生届をしたり、赤ちゃんの身の回りのものをそろえたりやることは多いです。そんな中忘れてはいけないのが生命保険のことです!
あなたは『子供が生まれた時が一番生命保険を考えるべきタイミング』ということを知っていますか?
目次
なぜ出産するときに生命保険を見直さなければならないのか
生命保険は加入者が万が一亡くなってしまったときに保険金が下りてくる商品です。
もちろんそんなことはほとんどの人が知っているでしょう。
では、そんな生命保険がどんな時に必要なのでしょうか。
例えば家族の中でメインで収入を稼ぐ人が亡くなってしまったら?
遺族はすぐに生活に困ってしまうかもしれません。貯蓄で対応しようにも限度があるでしょう。
残された遺族が生活に困らないように生命保険に加入するのが、生命保険の主要な役割の一つです。
そして生まれたばかりの赤ちゃんはお金を稼ぐ手段を間違いなく持っていないでしょう。
そしてその赤ちゃんの世話をする人もフルタイムで働くことが難しいかもしれません。
赤ちゃんが生まれたらほぼ間違いなく生命保険が必要になることがわかったでしょうか?
子供が生まれたら生命保険をどのように見直せばよいのか
では赤ちゃんが生まれたときの生命保険の見直しは具体的にどのようにすればよいのでしょうか。4000万円の生命保険に加入すればいいのでしょうか。
不用意に加入すればあなたは将来10年・20年と無駄な保険料を払い続けることになってしまうかもしれません。
生命保険を考えるときは、『必要な期間』と『必要な保険金額』を知ることが大切です。
『必要な期間』を算出するのはとても簡単です。
大きな保障の生命保険が必要になるのは『子供が経済的に独立するまで』となります。子どもが22歳になるまで大きな保障の生命保険に加入することが一般的です。
子供が生まれたばかりなら、生命保険の保障期間は『22年』とすればよいでしょう。ぴったり22年間で組めるかどうかは保険会社によっても異なるので、保障期間が『22年』に最も近くなるように設定しましょう。
『必要な金額』の計算
続いて『必要な保険金額』です
これも深く考える必要はありません。
あなたの現在のひと月あたりの生活費はいくらでしょうか。仮に30万円としてみましょう。
もし毎月30万円の保険金を保障してくれるような生命保険に加入したらそれなりの保険料になってしまいます。しかし30万円全額を生命保険で備える必要はありません。
生命保険の加入者が亡くなることは残念な事態ですが、現実的な話として必要な生活費がその分減ります。一般的には家族の大黒柱である人が亡くなった際に生活費はそれまでの70%程度になると計算します。
30万円×70%=21万円
大分必要な保険金額が減りました。
さらに国の年金制度から遺族年金の給付があります。自営業かサラリーマンかで給付金額が異なりますが、年金保険料をきちんと納めている人ならば少なくとも年額80万円弱の給付があります。月換算すれば6万円にはなるでしょう。
そうすれば必要な保険金額はさらに減り月額15万円程度でよいことになります。
加入者が万が一亡くなった時に月額15万円を子供が22歳になるまで給付してくれるような保険に加入すればよいことになります。
意外と簡単ではないでしょうか。
必要な保険料も30歳前後なら月額2000円から3000円、40歳前後でも月額4000円もあれば十分手が届くはずです。
生命保険に必要な金額はこの程度で十分なのです。
生命保険の見直しをする際はFPなど専門家に相談を
ここまで子供が生まれた際の生命保険の基本的な考え方をお伝えしました。
とはいうものの実際に自分ですべて内容を決めて自分で申し込むのは不安があるかもしれません。
プランが決まっても『保険会社間で比較をしなければいけない』という問題があります。
内容を自分で決めて、比較までするというのは慣れない人にとってはなかなか難しいのも現実です。
それでもここまで読んでしまったら、子供が生まれたときに最も効率的に生命保険に加入したいという気持ちになってしまっているでしょう。
そんなときに有効な手段が、生命保険の見直しを専門とするFPに相談することです。
この記事で書いたようなことは専門のFPならば当然知っているし、同じプランの中で一番安い保険会社を探すことも簡単にできます。
ぜひ一度FPに保険相談をしてみてください。これまで加入していた保険の節約もできるかもしれません。